【Web内覧会・第3回】廊下って本当に必要?廊下のある我が家のメリット・デメリット

一条工務店i-smartの廊下

閑古鳥です。

Web内覧会三回目は一階の廊下です。施工面積を減らすため、あるいはリビングやダイニングを広く取るために廊下を作らない間取りも、今では多くなっています。

我が家では一階に玄関ホールも含めると3畳の廊下を設けています。この廊下、我が家ではとても重要な役割を果たしています。何故設置したのか、設置によるメリットデメリットはどこにあるのか、ご覧ください。

平面図

一条工務店i-smart平面図

我が家の一階廊下は、玄関ホールに隣接した2畳。玄関ホールと廊下は一体化していますので併せて3畳が廊下となります。

廊下には二階へと上がる階段、階段下物入れの折れ戸、リビングの開き戸、脱衣所の引き戸、洗面所への入り口、キッチンの開き戸と各部屋への動線の役割を果たすと同時に、設備面では床暖房のヘッダーボックス、そしてピクチャーレール(日用品ひっかけ用)が設置されており、わずか3畳ほどですが、壁には無駄なスペースが全くありません。

我が家における廊下の必要性

一条工務店i-smart廊下

写真は玄関ホール側から見た廊下です。フロアコーティングした床にダウンライトが移りこんでいて綺麗に感じます。

二世帯住宅ということもあり、延べ床面積を抑えるために廊下は必要最低限にしました。玄関ホールからリビングに直結する、すなわち廊下をゼロにする間取りも検討してみたのですが、とある理由がありゼロにはしませんでした。

間取りを作る際の肝とは?

打合せの際に設計士さんからは、我が家の場合のように東西に長く、東(又は西)に玄関が来る間取を考えるにあたり、玄関から一番遠い部屋までどのように繋げていくかを決めるのが、間取りを考えるに当たっての肝となりますとアドバイスを頂きました。

東の玄関から西に向かって廊下をまっすぐに延ばすことが出来れば一番簡単なのかもしれませんが、それだと廊下の面積が大きくなってしまい、結果として他の部屋の面積を削らなくてはいけません。もう一つの理由としてあまり長い廊下にしたくなかった理由があります、それがこちら。

一条工務店i-smart廊下の有効幅員

廊下の横幅が狭い点です。図面の1マスは91㎝ですが、壁厚の影響で、実際の有効幅員は78㎝しかありません。この幅の廊下は圧迫感があり、かなり狭く感じます。

そのため廊下の設置は最低限に抑えています。

以前ご紹介したことがありますが、提案頂いた間取りには、この長~い廊下が出現したことがありました。

一条工務店、i-smart、間取り図、二世帯住宅

9マスの廊下です。いくらなんでも一階の廊下を2坪以上取るのは無駄ではないかと思い、その他の理由もありNGとさせて頂いた間取りです。

それでも廊下が必要だった理由

まずはこちらの図面を見てください。

一条工務店i-smartのグルグル動線

いわゆる「グルグル動線」というものです。ネット調べてみると家事楽グルグル動線などと呼ばれることもある様です。実はこれをどうしても実現したく貴重な床面積の中から2帖を廊下に割きました。

しかし主目的は家事楽を目指したものではありません。

妻の避難経路確保

主目的はこちらになります。二世帯住宅故の理由となるかと思います。完全分離型の二世帯住宅ならば全く問題ないのでしょうが、我が家は完全共有型(同居型)の二世帯住宅となっています。

親世帯の来客があった場合、LDKにいた妻が来客者に会わずに二階へと逃げられる動線の確保が主目的です。この廊下が無い場合、リビングの来客の前を横切っていかないと、DKから出ることが不可能になるのです。

一条工務店i-smart廊下の平面図

廊下を設けるメリット・デメリット

2015073107

最後に廊下を設置した我が家でのメリットデメリットと感じられる点を挙げておきます。

メリット

使える壁が多くなる

まずは平面図をもう一度ご覧ください。

一条工務店i-smartの平面図

我が家の場合で廊下を削り、このスペースにリビングを延伸したと仮定します。

リビングは2畳広くなりますが、その代わりテレビボードを設置してある壁とピクチャーレールを設置してある壁(図面の赤部分)は犠牲になります。さらに床暖暖房のHB(ヘッダーボックス)も、見た目が悪くなりますので、どこかに移動した方がよくなるでしょう。そうなるとHBを移動した先の壁が、今度は犠牲になります。

水廻りと居室の独立性の確保

我が家は風呂と脱衣所、洗面所の水廻りを共有で使用している二世帯住宅となっています。この部分をLDKに直結すると、生活していくうえで様々な支障をきたします。

廊下によりプライベートな空間である水廻りをリビングから独立させることが出来るのは、我が家のような共有二世帯住宅では大きなメリットになります。

音の問題

LDKのすぐ近くに洗面所がある場合にはドライヤーの音だったり、脱衣所や洗面所であれば洗濯機の音などなど水廻りから発生する音は廊下を設けることで減少させることが可能です。

デメリット

東西の廊下は北側の部屋が暗くなる

我が家のように東西に走る廊下を設置した場合、北側(我が家の場合水廻り)で窓に面していない部屋(洗面所、脱衣所)は、昼間でもかなり暗く感じます。

全館冷房の風の通り道を阻害する

廊下があることで全館冷房をお考えの場合、エアコンの位置と廊下の位置次第では、廊下の冷房の効き具合に差が生じる可能性があります。我が家の場合廊下に面して北側の奥に当たるトイレと浴室は、サーキュレーターで風を送るなどの対策を講じないと、他の部屋に比べて温度が高い傾向にあります。

全館冷房を考える場合には、廊下を設けることは明らかにデメリットとなります。

なお冬場は全館床暖房のお陰で、一条工務店i-smartで家を建てる場合廊下が寒くなることはありませんので、この点は気にする必要はありません。

最後に

我が家では廊下を設けて良かったと感じています。

廊下については賛否両論ありますが、設置を検討するにあたっては、それぞれのご家庭の事情だったり、間取りに対する考え方、生活の仕方によって見方は当然変わってきます。

一般的なメリットだったりデメリットだったりは、必ずしも皆さんそれぞれのご家庭によっても異なってきます。生活スタイルをよく話し合った上で、さらには長期的な視野も検討に入れながら後悔しないように廊下の設置は検討したいものです。