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2016年の太陽光発電の実績について 皆さんのお住まいの地域では如何でしたか?

閑古鳥です。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします(^^)

年明け最初の記事は昨年2016年の我が家の太陽光発電の実績をご紹介しておきたいと思います。

太陽光発電設備に関するデータ

我が家の太陽光発電の設備に関するデータになります。

太陽電池モジュール(単結晶) 20.09kW

  • 屋根 15.17kW(@205W×74枚、Ver 22横タイプ1326×1018mm)
  • ソーラーカーポート 4.92kW(@205W×24枚、Ver 22横タイプ994×1350mm)

屋根勾配…1.5寸(約8.5度、屋根搭載・カーポート共)

パネルの方位角…真南より2.45度東向き

パネル設置場所…群馬県前橋市

買取価格…全量買取32円(税込34.56円)

夢発電システム利用…金利1%、支払回数120回(10年)

特に断りが無い場合、発電量は我が家のパネル搭載量20.09kWによるデータとなっておりますので予めご注意ください。

参考 一条工務店夢発電システム

参考 夢発電システムの仕様概要

2016年の発電量

2016年の年間総発電量は24,798kWでした。パネル1kWあたりの発電量は1,234kWとなっています。

一条工務店のシミュレーションとの比較すると118%(シミュレーションでは年間発電量予想20,997kW)となっています。

全ての月でシミュレーション値を上回る発電量を記録しましたが、特に3,4,6,7,12月はシミュレーション比123~125%の発電量となりました。

日射量と発電量の関係

一年間の日射量に関するデータです。

1月は20センチの降雪があったこと、気象台の移転によるデータなしが一日、さらにパワコンの点検のため2時間ほど発電が止まったことから、表右の損失が19.6%と異常値を示しています。

その他の月は気温の上昇する夏季にかけて損失が大きく、冬季は日射量は少ないもののパネル温度の上昇が少ない事から損失は少なくなっています。

日照時間…直射光により物体の影が分かるくらいの明るさ(直達日射量が120W/㎡以上)

全天日射量…全天空からの日射量(前橋地方気象台の観測値)

全天日射量(kWh/㎡)=全天日射量(MJ/㎡)/3.6

*全天日射量については気象庁のHPからダウンロードが可能です。

傾斜面日射量…全天日射量をもとに屋根勾配と方位角を加味して計算した日射量

*アルべド(反射率)=0.2、太陽定数=1.366kW/㎡で計算

損失0の予想発電量…傾斜面日射量×20.09kW/h

損失(%)…(発電量)÷(損失0の予想発電量)×100

用語についての詳細はこちらの記事をご覧ください。

2016年の全国各地の全天日射量

昨年の発電量は24,798kWhでしたが、この数値、平年と比べて多かったのか、少なかったのか確認してみたいと思います。

次の表は2016年の全国各地の全天日射量の実績と平年値(1981年~2010年までの30年間の平均)を比較したものです。

2016年平年値平年比
前橋4,989.8kW4,756.1kW104.9%
札幌4,572.2kW4,444.1kW102.9%
仙台4,750.1kW4,470.4kW106.3%
東京4,641.6kW4,395.8kW105.6%
甲府5,540.5kW5,167.6kW107.2%
新潟4,593.7kW4,412.5kW104.1%
名古屋5,297.2kW4,936.8kW107.3%
大阪5,228.4kW4,719.7kW110.8%
広島4,990.7kW4,992.9kW100.0%
高知5,155.9kW5,178.3kW99.6%
福岡4,875.7kW4,839.5kW100.7%
鹿児島4,962.0kW5,107.8kW97.1%

前橋の日照時間は全国平均と比較すれば多い地域になりますが、緯度の関係から日射量が特別多いわけではなく、当然ですが緯度が低ければ低い程全天日射量が多くなる傾向にあります(日本最東端の南鳥島の2016年の年間全天日射量は6,831kWでした)。

2016年の前橋の全天日射量は4,989kWと平年と比較すれば105%と若干多い数値でした。我が家のパネル搭載量20.09kWで、前橋の平年並みの日射量があればおおよそ23,500kWh程度の発電量になったと考えられます。

一方他の地域を見てみると東海~近畿地方で日射量が多く、大阪で5,228kWと平年比110%超と日射量がかなり多い一年だったようです。おそらく大阪では年間で1kWあたり1,300kWh前後ほど発電したのではないかと思われます。

ただし発電量となると気温によるパネル温度の上昇なども加味しなければ分からないため、一概に日射量に比例した結果にはなりません。さらに寒冷地では積雪による影響もあるため予想はさらに難しいそうです。

日照時間と日射量

地域による発電量の違いでよく例に出されるのが年間日照時間ですが、発電量を考える上で日照時間は発電量との相関関係は低いので注意が必要です。

まず日照時間と発電量の関係のグラフからご覧ください。

(グラフの目盛 左:日照時間(時)、右:発電量(kWh))

如何でしょうか?前橋では12月の日照時間が一年を通じて最も多くなりました。しかし発電量は5月の6割程度となっています。

一方傾斜面日射量と発電量の関係をご覧ください。

(グラフの目盛 左:傾斜面日射量(kWh/㎡)、右:発電量(kWh))

太陽からの放射エネルギー量を測定した日射量が発電量と高い相関関係にあることが一目で分かります。

太陽光発電の導入を検討される場合には必ず設置場所の近くの全天日射量を確認して検討されることをお勧めします。

全天日射量の確認には気象庁の「過去の気象データ・ダウンロード」、またはNEDOの提供している「日射量データベース閲覧システム」などを参照するといいかもしれません。

夢発電の損益

2015年の9月から発電を開始した我が家の夢発電の損益をご紹介しておきます。

パネル代・工事費…6,583,788円(1kWあたり327千円)

夢発電金利…353,926円(金利1%)

合計6,937,714円(毎月返済額57,821円)

夢発電の導入費用としては金利も含めて6,937,714円掛かっています。

発電開始からの15か月間の収支は

209千円のプラスとなりました。しかし東電の接続料(工事負担金)が511千円かかっていますので、この費用分を発電量のプラス分で回収するのに約3年かかる計算です。

最後に

一条工務店のシミュレーションの値はかなり保守的な数値となっています。

ただ現在のように買取価格が年々低下している状況下において太陽光発電の損益面を検討する場合には、より精度の高いシミュレーションや実際の発電量のデータが必要になることは言うまでもありません。

太陽光発電を導入されるご家庭は確実に減少していると思われますが、検討される方のデータの一つとして多少でも参考になればと考えていますので、今年も毎月の発電量報告を継続してみたいと思っています。

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