洗濯物の部屋干しの場所が足りない方におすすめ【室内物干しワイヤーpid4M】を設置しました

住み心地・掃除
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新築の室内干し器と言ってすぐ思い付くのは、「ホスクリーン」や「ホシ姫サマ」でしょうか。我が家でもホスクリーンを2組、ホシ姫サマを1カ所設置しましたが、暮らし始めると二世帯住宅という事情もあり、室内干しが足らなくなってしましました。

「ホスクリーン」や「ホシ姫サマ」は天井への施工となるため、家を建てた後に追加で室内物干しが欲しくても、素人が後付けするのはかなりハードルが高いのも事実。

そんな方のために「pid4M」をご紹介したいと思います。

「pid4M」は、竿ではなく巻き取り式のワイヤーに洗濯物を吊るすタイプの室内物干しです。また壁に設置するタイプなので、道具さえ揃えばDIYで取り付け可能です。

気になるお値段は

ネットショップでは6,480円とお手頃な価格で販売されています(定価は12,000円)。

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pid4Mを使うメリット

どのような製品なのか、まずは製造メーカーの動画が分かりやすいでしょうか。

場所を取らず目立たない

(出典:森田アルミ工業

本体とフックを掛ける対面プレートのだけのシンプルな構成です。

物干しを利用する際に本体に内蔵されたワイヤーを引き出し、ワイヤーについているタブを対面プレートに引っ掛けるだけです。

使用しない時にはワイヤーを収納すれば、目立たなくなります。天井吊り下げ型の物干しと違って、使わない時に簡単に収納できるのが、大きなメリットです。

本体は手に取ってみるとかなり大きく感じますが、壁に設置してしまえば気にならないサイズだと思います。

最大荷重は10㎏

最大荷重は

  • ホスクリーン・ホシ姫サマ…8㎏
  • pid4M…10㎏

です。

ワイヤーの長さも4メートルありますので、一度に多くの洗濯物を干すことも可能です。

吊るすのがワイヤーですから、たわみが生じる心配も捨てきれませんよね。全くたわみがないわけではなく

ワイヤーを4m伸ばした状態で洗濯物を等間隔に10kg(最大荷重)掛けた場合、中央位置でおよそ18cmのたわみが発生

するようです。

しかしハンガーに掛けた洗濯物を等間隔に10kg(最大荷重)を吊るした場合でも、洗濯物が真ん中に寄るようなレベルのたわみではないようです。

デザイン性に優れている

後付けした場合であっても、はじめから標準装備であったかのようなデザインに仕上がっています。

デザイン性に優れているため、室内干しに利用できるスペースを様々な場所に設置することが可能です。たとえリビングに設置したとしても、決して違和感がないかと思います。

ホスクリーンも便利なのですが、竿を仕舞うのが億劫なのと竿の収納場所の問題から、ついつい吊るしたままにしてしまいがちなので、ワイヤータイプの方が天井に構造物もつかず、見た目がスッキリします。

pid4Mを設置してみました

pid4Mのパッケージ内容、右下のカールプラグはコンクリート下地用なので、木下地には使用しません。

取り付け方法はざっくりとこちらのような流れになります。

私の場合、設置に2時間ほど掛かかりました。

取り付けに必要なもの

DIYで設置するのに必要なものがあります。

  1. 下地探し
  2. ネジの下穴をあける電動ドリル
  3. 水平器

このうち下地探しと電動ドリルはほぼ必須です。

水平器はあれば取り付けは楽になります。水平器がない場合は、寸法を測り正確な高さに設置しないと水平が取れないので、注意が必要になります。

設置可能な木下地(間柱)を探し、取付位置を決める

おおよその設置場所を見つけるために、クロスを手で叩いてみると、裏側が間柱なのか石膏ボードなのか判別ができます。

次に下地探しを使って、正確な位置を確認します。間柱の正確な位置をテープに記録します。

下地探しは持っていなかったので、今回の設置に合わせて、こちらの商品を購入しました。

値段の割にはしっかりとしたもので、木材だけではなく、金属やAC電源の検出もできます。また木材の位置だけではなく、写真のように木材の中心線も分かるようになっているので、誤って柱の端に釘やネジを打つことも防止できます。

本体等には壁面に大きな負荷(最大10㎏の荷重)が掛かるので、設置場所は柱や間柱に限られます。石膏ボードへの設置や両面テープ、接着剤での固定できません。

取付位置は取り扱い説明書によれば170㎝以上の高さとなっていますが、我が家では妻の身長(160㎝)を考慮し190㎝の高さにしました。

壁面の穴あけ

取付穴を確認し、間柱の中心部に穴を開ける印を入れ、電動ドリルを使って、ネジの下穴をあけます。

私はプレートを設置位置にあてて、ネジで下穴を少しあけた後、電動ドリルで穴開けをしました。

ねじの十字穴がなめてしまわないように、気をつけてください。後で取り外しができなくなります。

木下地の場合には木工用ドリルの刃(Φ3mm) で、深さ50mmの穴をあけます

本体プレート、フックプレートの取付け

本体プレート及びフックプレートをAトラス4×50のねじで下穴に取付ます。縦下地と横下地ではねじの取付位置が異なるので注意が必要です。

取り付け方法については、メーカーのマニュアルで確認するのが間違いないと思います。また購入前に自分で取り付けできそうか、一応チェックしてください。

参考 取り付け説明書(PDF)

設置完了したpid4M

pid4Mは主寝室に設置しました。ワイヤーを伸ばした長さは2.7mです。

およそ5㎏の衣類を吊るしてみたところ、5㎝程度のたわみがありました。

ワイヤーの加工が滑らないようになっているため、洗濯物を吊るしたハンガーが滑って動いてしまうことはありませんでした。

最後に

pid4Mは様々な使い方ができそうです。

洗濯物を外干しにしている場合でも、取り込む窓の近くに予備的に設置しておけば、急な雨の際には洗濯物の避難させるような使い方も可能です。

試しに一つ購入してみた我が家ですが、今後複数箇所に増設しようかさらに計画中です。大変使い勝手が良く、デザイン性もすっきりしているので、本当におすすめできる商品です。

一条工務店i-smart、i-cubeなどで建てられる場合、オプションで設置可能です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【一条工務店i-smartオプション一覧表更新】室内物干しワイヤー「pid4M」追加
一覧表をご利用のT様より情報を頂き、オプション一覧表を更新しました。 最近は新規のオプションの情報もなかったことから、更新は2017年4月以来、実に一年半ぶりになります。 なお今回の更新で...

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