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意外と多目的利用が可能な夢発電システムの使用電力データからこんな事まで分ってしまった!

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閑古鳥です。

先日もご紹介しましたがネットの接続工事が完了したことで、夢発電のモニタリングシステムへのアクセスが出来るようになりました。このシステムは太陽光発電のデータだけではなく、時間毎の消費電力もCSVで出力してくれるため、後から色々と検証するのに役に立ちます。

昨年9/14の稼働日からの約半年間のデータの中で、時間別の使用電力量データから分ったことなどをご紹介します。

データの出力方法

既にご利用の方にとっては目新しい事ではありませんが、私もこのシステムを利用するまで全く目にする機会がありませんでしたので、これから導入する方の為ご紹介させて頂きます。

データ入手の手順

こちらがデータ出力依頼の画面です。

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メニューの中に「データ出力依頼」という項目があります。データの期間とメールアドレス(PCのアドレス)を入力して送信すれば、即座に指定のメールアドレスにCSV形式のデータが添付され送られてきます。

直接CSVファイルをダウンロードする方法の方がメーラーを起動しなくても済みますので、便利かとは思いますので、改善してほしいのです。

送付データの加工

送られてくるCSVは次のようなものです。

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全量買取の場合は「データ日時」、「発電量」、そして「消費量」となっています。

出力依頼の画面には、「発電量、消費量、売電量、買電量の詳細データをご登録いただいたメールアドレスへ送付致します。」とありますので、余剰買取の方の場合、これに加えて「売電料」と「買電量」のデータが加わるのではないかと思います。

このままのデータだけでは何にも分らないので、CSVファイルを加工します。

まずA列のデータ日時を日付と時刻のデータを別の列に表示させます。

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この状態で別シートに関数(SUMIFS)を使って日毎の時間別電力消費量を集計すれば完成です。

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消費量のデータから分かること

床暖房の使用電力量

まず床暖房の前提ですが、47坪の二世帯住宅ですが、現在両親が一階24坪で生活しています。床暖房の設定は主に1階のみ、終日28度の設定となっています。

データを出力した9/14~3/13までの約6か月間の時間別電力消費量の推移をグラフ化してみました。床暖房の運転開始が11/13だったので、その前後2か月、4か月の時間別平均使用量のグラフです。

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床暖房開始前と後の折れ線の幅が、概ね床暖房使用による電気使用量の増加分だと思われます。(現在の床暖房使用状況は1Fのみ24時間28℃の設定)

朝~昼頃:0.5kwh、午後:0.4kwh、夕方:0.5kwh、夜:0.6kwh

電気代にすると一時間当たりおおよそ6~12円です。床暖房使用時の日中は加湿器を稼働させていますので、床暖房単体の電気使用量は僅かですがこれより少ないかと思います。

エコキュートの使用電力量

時間単位で見ていくと、床暖房以上に電力を使用するのがエコキュートの運転時です。

エコキュートの使用電力のピーク

先程のグラフで午前3時~午前7時にかけて大きな山が出来ているのが分りますが、これがエコキュートの沸き上げにかかる電気消費量です。

エコキュートは外気温の低下による水道水の水温の低下や、ヒートポンプに利用する大気の気温の低下により、より多くの電気を消費することから、この時間帯の電力消費量は月によってかなりの差が生じてきます。

分り易いように、月毎の時間別電気消費量をグラフにしてみます。

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寒くなるに従って消費電力量が増加していますが、さらに消費電力のピークの時間が早くなっているのが分ります。

設定にもよりますが、通常エコキュートは電気代の安い夜間の時間帯に沸き上げを行います。

東京電力のオール電化住宅向けの電気料金プラン「電化上手」では夜間の時間帯は23時~7時に設定されています。電力の安い夜間の時間帯は8時間もあるにもかかわらず、エコキュートの沸きあがり時刻が朝の7時の設定となっているのは、タンク内の保温損失をなるべく少なくするためです。

風呂など大量のお湯を使用するのは、もっぱら夕方から夜にかけてなので、あまり早くお湯を沸き上げるとタンク内で保存しているうちにお湯の温度が低下し、湯切れを起こす可能性もでてくるからです。

季節による運転時間の違い

またグラフの消費電力のピークが寒くなるにしたがって早い時間帯にシフトしています。

夏場では5時~7時頃に運転をしているエコキュートですが、真冬は3時~7時頃まで掛けてお湯を沸き上げしているのがグラフから分かります。夏と冬では倍以上運転時間が違ってきます。

冬期は使用する水道水や大気温度が低いことから、沸き上げに掛かる運転時間もより長くなるのが原因となります。

食事の時間

先程のグラフの一部分です。

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11時と17時の時間帯に小さな山が出来ており、電力使用量が多くなっています。この時間は食事の準備をしているために、たくさんの電気を消費しています。この食事の準備時間が月が替われどほぼ定時に行われいるのがグラフから分かります。実に規則正しい生活をしているもので、我が両親ながら感心してしまいます。

安否確認

次の表は9/28の時間毎の電気使用量です(単位kwh)。

0:001:002:003:004:005:006:007:008:009:0010:0011:00
0.20.20.20.30.20.41.70.30.20.20.20.4
12:0013:0014:0015:0016:0017:0018:0019:0020:0021:0022:0023:00
0.50.20.30.30.20.70.50.40.50.20.20.2

就寝時間や電気を使っていない時間帯の消費電力は0.2kwhほどです。ロスガードの使用電力が0.09kwhなので使用量の大半がロスガード、そのほか冷蔵庫や待機電力によるものと思われます。

これが活動を始めるとテレビ・IHなど様々な電化製品を使用するので消費量は0.3~0.7kwhに上昇しています。つまりこのモニタリングシステムを利用することで、離れた場所で生活する両親の安否確認も出来てしまうので非常に便利です。

象印のみまもりほっとラインというサービスはあまりにも有名で皆さんご存知かと思います。

無線通信機を内蔵した「i ポット」をお年寄りが使うことで、その利用情報が離れて暮らす家族のもとにメールで配信されるサービスです。安否確認が容易にできるため累計契約件数は1万件を超えているそうです。

ただしこのサービスはポットを利用しなければ安否確認が出来ない欠点もありますし、月額利用料3,000円とランニングコストも必要となるのが難点です。

安否確認だけを考えた時にはこちらのような商品の方がランニングコストがかからないため安価に導入できるかと思います。ネット環境さえ整備されていればランニングコストは掛かりません。

4カ所の消費電力を離れた場所から見ることができるため、見守りには適していると思います。

同時に電気料金にも注視

ここまでは電気使用量で話を進めてきましたが、一番肝心になるのは電気料金です。

先ほどの月別時間帯別平均電気使用量のグラフを月別時間帯別の平均電気料金のグラフにしてみます。

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使用量では深夜のエコキュートの使用電力が突出していましたが、電気代で見ると冬場はエコキュートの使用利用金=昼食・夕食の電気代となっているのが一目でわかります。

また使用量ではそれほど目立たなかった昼間の床暖房の使用電力も電気料金に換算してみると非常に差が表れてくるのがよく分かります。

電化上手は昼間と夜間の電気料金が3倍も違いますので、昼の電気使用量をいかに抑えられるかによって、電気代の請求額も大きく変わってきてしまいます。

最後にこんなことまで分ってしまった(笑)

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先程ご紹介した日毎の時間別電力消費量のデータです。

エコキュートの運転がピークの時間帯にもかかわらず、消費電力がそれほど多くない日を赤で囲ってみました。理由がお分かりになりますか?

正解は「風呂に入っていない日の翌日」です。

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