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住宅ローンって美味しいの?

こんばんは、閑古鳥です。

こちらの記事で取り上げた住宅金融支援機構の平成24年度平民間住宅ローンの貸出動向調査の中身をみていきたいと思います。

住宅ローンの審査金利って何?

その前にオプション一覧のページもこっそり更新しました。

i-smartオプション

それでは本題に。

全国銀行協会の発表した平成25年度中間決算全国銀行中間財務諸表分析によると銀行の資金調達原価(資金を調達する為のコスト)は0.97%です。したがってこれを下回る金利で住宅ローンを貸し出すと銀行は逆鞘すなわち赤字なのです。現在変動金利だと0.5%台の取扱いを行う銀行もあります、金利競争をして利鞘を縮小させてまで住宅ローンを推進する理由は何なのでしょうか。

 それでも住宅ローンは積極推進

住宅金融支援機構の平成24年度民間住宅ローンの貸出動向調査によると住宅ローンの取り組み姿勢として、87.3%の金融機関が積極的に推進と回答しています。

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(出典:住宅金融支援機構 平成24年度民間住宅ローンの貸出動向調査)

積極推進する理由としてトップに挙げられているのが貸出残高の増強で73.4%となっています。貸出残高を増加させなければならない理由は何なのでしょうか?

 貸出残高を増加させたい

金融機関の資金運用利回りを見てみましょう。全国銀行協会の発表した平成25年度の中間決算全国銀行中間財務諸表分析によると

貸出金利回り1.40%

有価証券利回り 0.89%

となっており、顧客から預かった資金を有価証券で運用するよりも貸出金で運用した方が銀行は儲かるわけです。

一方全国銀行預金貸出金速報(全国銀行協会)によれば平成26年7月末の預貸金は

総預金 666兆円(譲渡性預金を含む)

貸出金 442兆円

となっています。顧客から預かった666兆円の預金のうち貸出で運用できているのが442兆円というのが現状です。224兆円は貸出で運用できずに国債などの有価証券で運用しているわけです。より収益性を高めたいため、銀行は貸出金を伸ばしたいのです。

 何故住宅ローンで貸出残高を増やしたいのか?

 当初赤字を出してまでも推進したい住宅ローンには、中長期的にはうま味があるのです。調査内容を見ていくと分かります。

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(出典:住宅金融支援機構 平成24年度民間住宅ローンの貸出動向調査)

 

家計取引の向上・中長期的な収益

住宅ローンの引落口座は顧客のメイン口座となる確率が非常に高いのです。ローンの引落がありますから給与振り込みも同じ口座指定される可能性大です。さらに公共料金等も同じ口座にしておく方が便利です。将来的には退職金の振込、果てには年金の受取口座になる可能性まであります。このように自然と家計のお金が集まるメイン口座になれば銀行の調達コストも下がります。(わざわざ高い金利とコストをかけて定期預金を集めたりしなくてもよいため)

貸し倒れが少ない

一般的に法人向け融資のデフォルト(貸し倒れ)率と比べ、住宅ローンのデフォルト率は十分の一程度といわれています。具体的な数値は公表されておらず分かりませんが、おおよそ0.3%程度といわれています。銀行は法人向け貸し出しに比べてデフォルトのリスクが少なく、なおかつ法人向け融資に比べリスクの小口分散を期待できる住宅ローンを積極的に推進してきたのです。

他にも住宅ローンについて今後も積極的に推進する理由が挙げられています。銀行にとって住宅ローンは美味しい商品であることに間違いなさそうです。

しかし金融庁は平成24年度の監査方針で「住宅ローンについては、その商品性や金融機関間の競争の高まり等に鑑み、延滞状況等の管理だけではなく、金利変動によるデフォルトリスクや、繰上返済の発生状況、与信時から一定期間後にデフォルトが発生する特殊性を勘案したリスク管理体制が取られているかについて、検証する」と明記しています。これからも銀行にとって美味しい商品であり続けるのは難しいかもしれません。

住宅ローンを貸したい銀行が重視する客層は?

最後にこちらを。

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(出典:住宅金融支援機構 平成24年度民間住宅ローンの貸出動向調査)

敢えて説明の必要はなさそうですが、銀行が重視している客層は

「年収500万円前後の30代後半から40台全般の団塊ジュニア層、子育て中のファミリー層で注文住宅を建てる人」

だそうです。皆さん当てはまりましたか?

 

こちらには↓一条工務店に関する情報が盛り沢山!参考になりますよ。

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