2016年8月の太陽光発電 まるで梅雨時のような天候だった8月の発電量は?

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閑古鳥です。

関東地方では8月は上旬こそ晴天が続いたものの、中旬以降は曇りや雨の日が多く、太陽光発電にとってはあまり良い気象条件に恵まれなかったような気がします。

9月以降は発電量の少なくなる時期に差し掛かりますので、その前に少しでも発電量を稼いで欲しいものですがこればかりはどうにもなりません。そんな我が家の8月の発電に関するデータをご覧ください。

太陽光発電設備に関するデータ

我が家の太陽光発電の設備に関するデータをご紹介しておきます。我が家の発電に関する基本的なスペックを知っていただいた上で記事をご覧くださった方が参考になるかと思います。

特に断りが無い場合には発電量などは我が家のパネル搭載量20.09kWによるデータとなりますので予めご注意ください。

オリジナル太陽光パネル(結晶系) 20.09kW

  • 屋根 15.17kW(@205W×74枚、Ver 22横タイプ1326×1018mm)
  • ソーラーカーポート 4.92kW(@205W×24枚)

屋根勾配…1.5寸(約8.5度、屋根搭載・カーポート共)

パネルの方位角…真南より2.45度東向き

パネル設置場所…群馬県前橋市

買取価格…全量買取32円(税込34.56円)

8月の天気・気象データ

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前橋地方気象台が発表した8月の3時間ごとの天気です。

まるで梅雨時のような天気が中旬以降続いたことから、今年は例年になく天候不順だった気がしました。「天気が悪かった気がします」では、うちの子供の絵日記と同レベルなので一応数値で確認しておきます(^^;

過去40年間と昨年、今年のデータを見てみます。

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あれ?というのが第一印象です。数値だけで見るとそれほど悪いわけではなかったようです。

日照時間は例年とほぼ同じ171時間でしたが、何より一日当たりの全天日射量の平均は過去40年平均より2.0MJ/㎡ほど多くなっています。

このデータを見る限り当地では今年以上に昨年の方が天気は悪かったようです。

8月の発電量

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一か月の発電量は2284.70kWh(太陽光パネル1kWあたり113.7kWh)となりました。

一条工務店から頂いたシミュレーションによれば7月の発電量は1,984kWhですから、シミュレーション比115.2%となりました。

また毎年1%のパネル劣化を考慮すると、初年度の8月のシミュレーション値はおおよそ2,1711kWhとなるので、105.2%となり辛うじて上回ることが出来ました。

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6~8月は毎月2,200kWh台を安定して稼いでくれました。

8月のデータ

1月から8月までの発電に関するデータです。先月までは日単位で掲載していましたが、今月からは月単位に変更しました。

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2列目:日照時間…直射光によって物体の影が分かるくらいの明るさ(直達日射量が120W/㎡以上)

3列目:前橋地方気象台の計測した全天日射量(単位をMJ/㎡から kWh/㎡に変換)

全店日射量(kWh/㎡)=全天日射量(MJ/㎡)/3.6

なお全天日射量については気象庁のHPからダウンロードが可能です。

4列目:全天日射量をもとに我が家の屋根勾配と方位角を加味して計算した傾斜面日射量

5列目:損失0の予想発電量(傾斜面日射量×20.09kW/h)

6列目:実際の発電量

7列目:5,6列目を比較した損失係数(%)

となっています。用語についてはこちらの記事をご覧ください。

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8月の平均気温は26.9℃と7月からさらに1.5℃上昇しました。パネル表面の温度上昇による損失も22.55%と一年で一番高く、これからは平均気温も下がってくるのでこの数値がピークになるかと思います。

4月と8月の日射量と発電量を比較していただくと、8月はパネル温度上昇による損失が如何に大きいかわかると思います。4月、8月とも全天日射量はほぼ同じ数値にもかかわらず、実際の発電量は200kW/hも違っています。

傾斜面日射量と発電量

昨年9月の発電開始から一時間ごとの傾斜面日射量と発電量の関係をグラフにしてみました。発電量はパネル1kW当たりの数値となっています。データ数は4353件(4353時間分)になります。

黄色が該当月のデータ、青が他の月のデータです。8月は天気の悪い日が多かったため、データにかなりバラつきがみられるのがお分かりになるでしょうか?

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これに対して晴天が多かった3月のデータはほぼ直線状に集まっているのが分かります。

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さらに同じ日射量でも3月と8月では発電量に差があります。傾斜面日射量0.8kWh/㎡の発電量は3月が0.7kW/h程度発電しているのに対して、8月では0.6kW/hほどしか発電しませんでした。

最後に

我が家の太陽光発電が始まったのが去年の9月14日でした。まもなく一年が経過しますので今月中旬には一年間の発電量、夢発電に関する損得なども総括してみたいと思います。

ところで上のグラフで日射があるにもかかわらず、発電量がほぼゼロの異常なデータがあります。日射量が0.64kWh/㎡と0.81kWh/㎡あるにもかかわらず発電量はゼロのデータになります。いずれも1月に発生していますが原因はお分かりになりますか?解答は総括の記事でご紹介したいと思います(^^)

コメント

  1. ヤン より:

    ずばり!○き!でしょう!(マルオくん風)

    興味深いデータですね!
    夏場の屋根温度測定していましたが、8月は最高60℃台まで上昇していました。(夜間は20℃台まで落ちる)
    3月から8月で約14%出力ダウンと言うことは理論上温度35℃相当の変化で、3月の屋根温度が最高25℃程度であれば実測と一致する感じですね。

    • 閑古鳥 より:

      ヤンさんこんばんは(^^)
      正解で~す。ヤンさんには簡単すぎでしたね(笑)
      屋根温度実測されていたのですね、良いデータは取れましたでしょうか?日射量、屋根温度、発電量を絡めた分析ができると面白そうな結果が得られそうです。興味津々です^^