【フラット35】留保って何?優良住宅ローンの事前審査

住宅ローン
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皆さんはフラット35の事前審査の結果に「留保」があるのはご存知でしょうか?

「承認」や「否認」のように、言葉の意味から結果がはっきりと分かる場合は分かりやすいですよね。

ところが我が家の場合、仮審査の結果は「留保」。

「留保」といわれると、承認なのか否認なのかどちらとも取れる気がしませんか。

今回は私がフラット35を申し込んだ優良住宅ローンの事前審査の流れをご紹介すると共に、「留保」についてみておきましょう。

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フラット35の事前審査から買取仮承認までの流れ

フラット35の場合、申込先の金融機関が行う「事前審査」と、住宅金融支援機構が行う「機構審査」をパスする必要があります。

審査の流れは

①事前審査申請

②審査結果→否認

③承認・留保

④住宅金融支援機構へ審査申込(本申込)

⑤優良住宅ローンが書類確認

⑥住宅金融支援機構の審査

⑦住宅金融支援機構から優良住宅ローンへ買取仮承認・又は否認の連絡

⑧優良住宅ローンから申込者(ハウスメーカー担当者)へ買取仮承認・又は否認の連絡

この場合の買取仮承認というのは、優良住宅ローンが実行した住宅ローンの債権を、住宅金融支援機構が買い取ることを承認しましたという意味です。

この買取仮承認段階では仮とは付いていますが、建築された建物がフラット35の技術水準をクリアした適合証明書を取得することで融資は受けることが出来ます。(ただし買取仮承認から実行までの間に信用状況や収入が悪化した場合などは融資を受けられなくなる場合もあります)

仮審査申請書

HPからダウンロードできます。記入例もありますので特に難しい点は無く、20分もあればすべて記入できると思います。

私の場合つなぎ融資が必要となりますが、この部分の優良住宅ローンのHP上の記述が曖昧だったため念の為一条工務店経由で優良住宅ローンに書類を送ってもらいました。フラット35の申請手続きを一条工務店にお願いすると費用が30,000円かかります。

なお優良住宅ローンのつなぎ融資サポートスリーについての説明箇所は次の通りとなっています。

【フラット35】の資金実行は、建物完成後。 工事中の資金が別に必要です。
サポートスリーは、そんな【フラット35】ご利用の方に、建物完成前の工事途中でもご融資します。
サポートスリー提携会社は一定の基準をクリアした「建築会社」です。
また、ご利用いただけるお客様は、弊社と提携した信頼ある「建築会社」様から申込みされるお客様に限定させていただいております。

(引用:優良住宅ローンHPより)

審査結果の通知

同社HPの「よくある質問」によると事前審査にかかる日数はおおよそ3営業日とのことです。以前の記事でも少し触れましたが

住宅ローン事前審査申込み
一条工務店、i-smart、住宅ローン、フラット35、優良住宅ローン、つなぎ融資

私の場合も4営業日後には結果が届きました。通知書がこちらです。

優良住宅ローンのフラット35仮審査の結果「留保」となった際の通知書

え?留保。(減額はなく希望金額でしたが…)

留保って何だろうか?

あまり聞きなれない言葉で戸惑う方も大勢いるようですが、こんな感じなのかと思います。

  1. 承認…機構の本申込でも承認される確率が高いですから、本申込みをしてください。
  2. 否認…ゴメンナサイ、うちでは取扱い出来ません。
  3. 留保…当社としてはローンの実行は出来ますが機構の審査をしてみないと結果は分りません、または本審査の申込み書類を提出して頂き申込者・内容の詳細を検討した上で機構の審査に進んでいただきます。

私の場合何故留保なのか営業さんが先方の担当者に確認しておいてくれました。それによると先方の担当者からは「おそらく大丈夫かと思われますが、信用情報が真っ白すぎてそこが気になる」のだそうです。

しかし個人信用調査が真っ新の方は山ほどいる訳で、実際のところ留保となった本当の理由は教えてくれないのではないかと思います。

最後に

ネット上で見ても留保については誤った記述をされている方もいらっしゃいます。

事前審査が承認された場合でも機構審査で否認されるケースもありますし、逆に留保でも買取仮承認となるケースも多いと聞きます。

実際のところ、機構の審査については書類を提出してみなければ結果は誰にも分らないわけで、承認・留保の事前結果がでれば予選通過くらいの気持ちで、本審査に進めば良いのではないかと思います。

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